ギター

生まれてはじめてギターを弾いてみた。クラシックギターというのか?

ドレミをやってみたが、どうもきちんと音が出ている気がしない。あれこれやって、同梱のチューナーで調整できそうということに気がついた。だがうまくいかず、1 の弦は 2 の弦に、2 の弦は 3 の弦にと、どうもひとつずれた音だと判定される。

もしや太い弦から 1 と数えるの? とか色々考えて嫌になりかかったが、どうせ辞めるならと、思いっきり弦を張ってみようとぎゅーっと、ぎゅーっとつまみを、切れるんじゃないかってぐらいびくびくしながら、もう切れてしまえと、ぎゅーっとまわしてみたらチューナーの画面がピコーンと緑色になりました。こんな切れるんじゃないかと思うほどつまみを回すのが正解とかいうのはぐぐってもでてこない。

こういう体験他にもある。

プラモデルでエアブラシを手に入れて塗料を吹いてみたところ、白く糸を引いてしまう。何がいけないのかわからない。塗料をシンナで薄くすると糸は引かなくなるが、塗料がちっとものらない。

その当時はインターネッツのない時代、情報の入手先はホビージャパンぐらいしかなく、その雑誌も今のように初心者フレンドリではまったくなかったので、なんじゃこりゃ、数万円払ってこのザマかと絶望していて数ヶ月放置していたんですが、あるときふと、薄くして糸を引かなくするのは正しい。プラス、なんども重ねるのが正解であると、ふと思いついて実行したんですが、いまだに答え合わせはしていませんが、出来上がりを見る限り、まあこれが正解だったと思います。よく言われる地頭とか自力っていうのはこういうことなんじゃないのかなと思います。

この手のどこにも答えがのっていない、みずから答えを探さなければならない自分の問題っていうのは、何も親兄弟の恨みとか、幼少期のトラウマがなんだとかだけでなく、ごく身近にあるものなのでしょうなあ。