いま九州が川の氾濫、土砂災害の危険性が高まっていると報道されている。町が茶色い水浸しになっている映像も流れている。

映画のパラサイトの後半で、大雨になって町が茶色の水浸しになってしまうのを思い出した。

去年の台風 19 号の被害も、東日本大震災津波被害もそうだが、これだけ水害が多い国なのに、どこか水浸しにファンタジーを見てしまうのはなんなんだろう。天気の子や崖の上のポニョでも水浸しになってしまうが、透明度の高い綺麗な水だった。千と千尋の海の線路も美しかった。

不謹慎だというのもわかるが、ポニョでは太古のサンショウウオみたいのが泳いでいて、それは暴力的な想像力というか、心が生きるためにあらがっているような気もする。ちょっとよくわからない。